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サイボウズ株式会社(4776)の株価は今後どうなるの?

グループウェアの市場は急拡大中!今のうちに買っておこう!

株レンジャー
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  • サイボウズ株式会社(4776)の株価予想
  • サイボウズ株式会社(4776)株の買い時
  • サイボウズ株式会社(4776)の株の分析
  • 同業種の銘柄と比較
  • まわりの予想
  • 総合評価
  • 買いを検討してる人へアドバイス

をまとめました。

 

サイボウズ株式会社(4776)の株価予想!今後どうなるか?

サイボウズ株式会社(4776)株価予想!今後どうなる?

  • サイボウズ株式会社(4776)の収益の主軸は4つのグループウェアと企業コンサル

サイボウズ株式会社(4776)収入源

サイボウズ株式会社(4776)は4つのグループウェアを販売しながら企業コンサルを行っている企業です。

それぞれのグループウェアには特徴があり、大企業向け、中小企業向け、メール共有に特化したものなど、網羅的に作られていて、どんな規模の会社でも、ニーズに合ったグループウェアを提供できるようになっています。

また、会社のチームワークを上げるための企業研修プログラムも提供しているなど、企業のコンサルティングも行っています。

>>>サイボウズの企業研修プログラム

 

すべてのグループウェアが好調で、2012年12月期以降一度も減収していない

サイボウズ株式会社(4776)営業利益推移 サイボウズ株式会社(4776)セクター別売上推移サイボウズ株式会社(4776)離職率

4つのグループウェアは、2012年12月期以降すべてが好調で一度も減収していません

理由は、この時期から社員の離職率が激減していて、技術が会社に蓄積されていることです。この時期からクラウド版の販売も始めています。

もちろん営業利益も減収していませんし、一つも足を引っ張らずに増収しているので、利益も上がり続けています。

>>>株主会議2021サイボウズと語る一日

 

自治体もサイボウズ株式会社(4776)のグループウェアを導入し始めていて、信頼度が高い

サイボウズ株式会社(4776)自治体Garoon サイボウズ株式会社(4776)自治体導入実績

自治体は個人情報を扱うため、セキュリティ面をとても気にしていて、自治体だけがアクセスできる、自治体専用ネットワークを持っています。

サイボウズ株式会社(4776)は自治体専用ネットワーク上で運用できるグループウェアを2017年から提供していて、自治体も利用することができるようになりました。

自治体に導入してもらえることで以下のようなメリットがあります。

  • 自治体も導入しているので信頼の証になる
  • 長く利用してもらえる(自治体は税金で成り立っているので、簡単に変更できない)
  • 互換性を高めるために全国の自治体や行政機関などで導入される可能性がある

 

>>>自治体が選ぶグループウェア サイボウズ ガルーン

>>>自治体業務の非効率を変える キントーン

 

世界的にシェアを拡大している

サイボウズ株式会社(4776)グローバル展開

サイボウズ株式会社(4776)は米サンフランシスコ、中国上海、ベトナムホーチミンなど海外にも多数拠点を持っていてシェアを世界的に拡大している最中です。

グループウェアは競合が多いですが、国内では自治体の導入事例も多くあるので海外に向けても信頼性の高さをアピールできるポイントになります。

今後の展開で海外シェアを獲得できれば、もっと利益を上げることができる可能性があります。

>>>サイボウズ株式会社:事業案内

 

サイボウズ株式会社(4776)株の買い時

サイボウズ株式会社(4776)株の買い時

コロナの影響でテレワーク化が加速し、グループウェアの需要が急拡大している今が買い時

IT業界は、コロナの影響でWEB会議やテレワーク化が加速しているので、シェアが大きく拡大しています。

色んな業種でIT化が進んでいくなかで、コロナで拍車がかかっているのがテレワークなどの社外からでも行えるコミュニケーションの手段です。

グループウェアの位置づけは、ネット上で行えるコミュニケーションツールなので、今後もシェアが拡大していきます。

今一番波に乗れている企業がサイボウズ株式会社(4776)だといえます。今後も順調に成長していきそうです。

 

2023年までにタイ企業の500社の導入を目指す

サイボウズ株式会社(4776)は、すでに海外にも数拠点ありますが、タイでも営業を進めるために2020年10月に駐在員事務所を開設し、2023年までにタイ企業500社の導入を目指しています。

タイである理由は、2015年にタイでのkintoneの販売を開始していて、順調に販売数が増えているからです。

駐在員事務所を開設することにより、マーケティングや現地調査に今以上に注力できるようになり、販売拡大につながります。

>>>タイ駐在員事務所を開設 パートナー支援を通じ、kintone販売を強化。2023年までに500社への導入を目指す

 

2021年12月期の取り組みは経営規模の拡大

サイボウズ株式会社(4776)今後の見通し

サイボウズ株式会社(4776)は、2021年12月期の取り組みとして以下の3つ取り組みを上げています。

  • 国内外でのクラウドサービス認知度を向上させるための広告宣伝
  • クラウドサービス用サーバー機材の増設
  • 人員採用

3つの取り組みすべてが前向きで、経営規模拡大につながるものなので、サイボウズ株式会社は成長期にあることがわかります。

サイボウズ株式会社への期待感はますます上がっていきそうです。

>>>サイボウズ株式会社:2020年12月期 決算短信

 

サイボウズ株式会社(4776)の株の分析【2021年6月22日現在】

配当金はいくら?配当利回り

サイボウズ株式会社(4776)配当金はいくら?

配当金は安くないが、株価が高いので配当利回りが低い

株価指標 目安
配当金 12円(2021年12月期予想)
配当利回り 0.46%
配当性向 35.1%(2020年12月期実績)

サイボウズ株式会社(4776)配当金

株価が高いので配当利回りが低い。

サイボウズ株式会社(4776)は以前からテレビ番組で紹介されるなど、注目を集めていたこともあり、2021年6月22日時点の株価は2,585円と、高めになっています。

株価は高いが、配当利回りは低いので配当金目的での投資対象にはならないです。

サイボウズ株式会社(4776)は、将来的な企業価値に対して投資し、長期的に見て、株価上昇を期待するような銘柄ですね。

>>>カンブリア宮殿:社員の「わがまま」とことん聞いて業績アップ!?ブラック企業から大変身!コロナ禍で在宅100%

 

  • 配当性向は30%以上あるが、毎年下がっている

サイボウズ株式会社(4776)は2020年12月期では、配当性向は35.1%ありますが、2019年12月期では45.3%と高めでした。

増益しても株主還元していないということになります。

株主としてはもっと株主還元してほしいですが、成長段階にある企業なので、設備投資や人材育成などに資金を投資して、さらに利益を得られる企業になってもらうことで、将来的に株主還元につながることもあります。

長期的な目線で見ていくべきでしょう。

以下、配当性向の推移です。

決算期 配当性向(%)
2018年12月期 63.2%
2019年12月期 45.3%
2020年12月期 35.1%

 

株主優待の内容

株主優待はなし

サイボウズ株式会社(4776)は今のところ、株主優待はありません

 

株価指標

PBR、PERともにかなり割高

株価指数 目安
PER 1052.7倍
PBR 18.3倍
ROE 22.9%
自己資本比率 52.4%

PER、PBRともに割高だが、将来の企業価値を含めて考えるべき

PBRは、株価が企業の資産価値に対して割高か割安かを見る指標で、目安は1倍以下で割安ですが、サイボウズ株式会社(4776)に関しては、なんと18.3倍となっていてかなりの割高です。

PERは、株価が企業の純利益に対して割高か割安かを見る指標で、情報通信業の目安は70倍以下で割安ですが、なんと1052.7倍になっています。

期待感で買われて、現在の企業の利益や純資産に対して、割高な株価になっていますが、期待以上の企業価値があれば今後も順調に上昇していく可能性もあります。

サイボウズ株式会社(4776)は将来性があるので、期待できそうです。

ちなみに2021年6月22日時点の株価は、2,585円です。

 

同業種の銘柄と比較

サイボウズ株式会社(4776)同業種との比較

同業種と比較しても、総資産はサイボウズ株式会社(4776)が圧倒的に大きい

株式会社ネオジャパン(3921)売上高推移

同業種の株式会社ネオジャパン(3921)はグループウェアの他にもサイト構築やインフラ構築なども行っている企業です。

同業種と比較しても、サイボウズ株式会社(4776)は圧倒的に総資産が大きいです。

また、株式会社ネオジャパン(3921)は純資産は小さいですが、こちらも2018年1月期以降、順調に成長を続けている企業です。

以下、同業種の株式会社ネオジャパン(3921)との比較です。

株価指数 サイボウズ株式会社(4776) 株式会社ネオジャパン(3921)
株価(2021年6月22日時点) 2,585円 1,564円
PER 1052.7倍 33.6倍
PBR 18.3倍 5.1倍
ROE 22.9% 15.1%
自己資本比率 52.4% 65.6%
総資産 約12,235百万円 約7百万円
配当利回り 0.46% 0.8%
配当性向 35.1% 24.2%

 

企業コンサルを行っているのはサイボウズ株式会社(4776)だけ

サイボウズ株式会社(4776)企業理念

競合が多いグループウェア業界ですが、ツールの販売だけをしている企業がほどんどのなか、サイボウズ株式会社(4776)は、企業のコンサルティングまで考えてグループウェアを作っています

サイボウズ株式会社(4776)の企業理念は、チームワークあふれる社会を創ることです。

圧倒的な総資産の秘訣は、ツールの販売をゴールとせず、企業のチームワーク向上を考えて、グループウェアを提供しているところから来ているといえます。

>>>サイボウズの企業研修プログラム

 

サイボウズ株式会社(4776)株のまわりの予想

買い予想の声

サイボウズ株式会社(4776)周りの予想

自治体への導入が進めば、買いトレンドとなると考える人の声

自治体への導入は信頼度が高くなるので、やはり株価も上昇すると判断できますね。

 

割高だけど着実に事業成長させているので好感が持てる

期待感で既に買われ続けているので、PERで見ると割高になっていますが、事業は期待通りに成長しているところがサイボウズ株式会社(4776)の魅力でもあります。

 

売り予想の声

    • 青野社長がツイートすると株価が下がると考える人の声

2018年8月29日に、青野社長が株価は上がらなくていいとツイートした翌日、株価が大暴落したことがあります。

青野社長が何かを言い出すと嫌気売りが起こると考える人もいるようです。

 

そろそろ天井かと考える人の声

買われすぎだと考えて、そろそろ売った方がいいのかなと考える人もいます。天井のタイミングは難しいところですが、企業価値を考えると期待感はまだあります。

 

サイボウズ株式会社(4776)の総合評価

サイボウズ株式会社(4776)総合評価

サイボウズ株式会社(4776)はまだ成長の見込みがある企業。減益に転じるまでは持っていてもいい。

  通信簿
業績
配当金目当て ×
優待目当て ×
割安
同業種との比較
将来性

業績について

2012年12月期から一度も減収していない

サイボウズ株式会社(4776)営業利益推移

サイボウズ株式会社(4776)は2012年12月期から一度も減収していません。

グループウェアはストック型のビジネスなので、ユーザーから月額利用料をもらえるので、減収していないということは、ヘビーユーザーが多い証拠でもあります。

 

配当金目当ての投資

株価が高いので、配当利回りはよくない

株価が高いので、配当利回りはよくないです。

配当利回りがよくない理由は、期待感で株価が上昇しているので、見合った配当金を出せないことと、急成長中の企業なので、配当金に回す前に設備投資をしなければいけないからです。

配当金狙いであれば他の銘柄の方がいいでしょう。

 

優待目当ての投資

株主優待はなし

サイボウズ株式会社(4776)は株主優待はありません。

 

割安かどうか

PBR、PERはかなり割高だが、将来価値で考えよう

サイボウズ株式会社(4776)は、PBR、PERともにかなりの割高になっていますが、企業の今後の成長を考えると、今後も上昇していく可能性もあります

 

同業種との比較

圧倒的な総資産の理由は、企業のチームワークへの知見があるから

サイボウズ株式会社(4776)の総資産は、2020年12月期で約12,235百万円であり、同業種の株式会社ネオジャパン(3921)は2021年1月期で約7百万円と、圧倒的にサイボウズ株式会社(4776)が大きいです。

成長の理由は、企業研修プログラムや企業のコンサルティングを行うなど、企業のチームワークへの知見をグループウェアへ活かしているからです。

今後にも期待がもてます。

 

将来性はあるか

自治体からも信頼されている企業で、将来は大いにある

サイボウズ株式会社(4776)自治体導入実績

サイボウズ株式会社(4776)のグループウェアは、自治体にも多く導入されており、信頼されている証となっています。

今後も海外展開など、大きく飛躍していく可能性を秘めた企業です。

 

買いを検討してる人へアドバイス

サイボウズ株式会社(4776)買いを検討している人へ、アドバイス

今後も成長していく可能性が大きい。早めに買っておこう。

サイボウズ株式会社(4776)は、期待感で買われて株価が急上昇していますが、コロナの影響や、自治体への導入など、プラス材料が多く、今後も利益が上昇していく可能性が高いです。

2021年6月22日時点で2,585円の株価と高く、購入資金が多く必要ですが、早めに買っておいた方がいい銘柄ですね。

マイナス材料が出て、期待感が薄れる可能性もありますが、今のところマイナス材料がなく、減収の兆しが見えないため、株価も高止まりか、さらに上昇しそうです。

 

まとめ

  • サイボウズ株式会社(4776)の株価予想は、業績が絶好調なので、まだまだ上昇する見込み
  • サイボウズ株式会社(4776)株の買い時は、プラス材料しかないので、今のうちに買おう
  • サイボウズ株式会社(4776)の株の分析は、期待感で買われて割高だが、今後も上昇する可能性が大
  • 同業種の銘柄と比べても、圧倒的な総資産や、企業コンサルの知見を持っていて強みである。
  • まわりの予想は、自治体導入など、事業成長につながるプラス材料を見ている人が多い
  • 総合評価は、業績が絶好調でまだ成長見込みがある企業。減益になるまでは持っていていい。
  • 買いを検討している人へのアドバイスは、今後も上昇の余地あり。早めに買って、上昇に備えておこう。