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任天堂(7974)の株価は今後どうなるの?

人気ソフトやゲーム機を発売するタイミングで高値を保っていたら買い時だよ!

株レンジャー
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  • 任天堂(7974)の株価予想
  • 任天堂(7974)株の買い時
  • 任天堂(7974)の株の分析
  • 同業種の銘柄と比較
  • まわりの予想
  • 総合評価
  • 買いを検討してる人へアドバイス

をまとめました。  

 

任天堂(7974)の株価予想!今後どうなるか?

任天堂(7974)株価予想!今後どうなる?

上場以来の高値で推移しているので、一旦売られてくる

任天堂(7974)株価チャート

任天堂(7974)は、上昇トレンド(2021年7月30日時点の月足チャート)で今後も順調に上げてくるように見えますが、一旦売られ始めています。

理由は、上場以来の高値圏にいるので、ほとんどの人が利益を出していることになり、利益を確定させたい人が売ってくる可能性が大きいからです。

また、上場以来の最高値(2007年11月1日73,200円)に近づいているので、ここを越えられないだろうと考える投資家もいます。

 

  • 株価は73,000~50,000円の間で上げ下げを続けそう

任天堂(7974)株価チャート2

任天堂(7974)の株価は、最近の高値(2021年2月17日69,830円)を天井にして、すでに下落し始めています。

70,000円の節目を越えられずに下げ始めている状況ですが、任天堂(7974)は誰もが知る優良企業ですので、簡単には暴落しないと思われます。

2018年1月24日の天井である、49,980円を割らなければ73,000~50,000円の間でもみ合いを続ける可能性が大きいです。

 

コロナの巣ごもり需要が任天堂(7974)の売り上げを後押ししている

任天堂(7974)売上推移 任天堂(7974)Nintendo Switch 販売台数推移

任天堂(7974)は、家庭用ゲーム機の販売が主な収入源なので、コロナの巣ごもり需要で、ゲーム機の売り上げが伸びたことで、利益も順調に伸ばしています

特に主力商品のNintendo Switchは、コロナが拡大し始めた2021年3月期の販売台数はかなり増えていて、株価も上場以来の高値圏まで上昇し続けています。

>>>任天堂(7974):業績・財務情報

 

任天堂(7974)株の買い時

任天堂(7974)株の買い時

新たなゲーム機を発売するタイミングで、高値を保っていれば買い時

任天堂(7974)の株の買い時は、Nintendo Switchの有機ELモデルの発売日以降、株価が73,000~50,000円を保っていれば、買い時です。

理由は、任天堂(7974)は、人気ソフトやゲーム機を発売したタイミングで株価が上昇しやすいからです。

Nintendo Switchの有機ELモデルは、2021年10月8日に発売予定ですので、発売日あたりまでは様子を見てみましょう。

下落トレンドに変わっておらず、株価も50,000円を割っていなければ、株価は上昇する可能性が高いです。

 

  • 株価は、業績よりもソフトやゲーム機の人気に左右されやすい

任天堂(7974)株価チャート3 任天堂(7974)売上推移

任天堂(7974)の株価は、業績よりもソフトやゲーム機がヒットするかどうかに影響されやすいです。

理由は、売上は2017年3月期から2018年3月期にかけて2.15倍と、急上昇しているにもかかわらず、その間株価は下落し続けているからです。

注目されているソフトやゲーム機の発売日はチェックしておきましょう。

以下、売上高の推移です。

  • 2017年3月期売上高489,095百万円
  • 2018年3月期売上高1,055,682百万円(前期比 566,587百万円増)

>>>任天堂(7974):決算ハイライト

>>>任天堂(7974):発売スケジュール

 

任天堂(7974)の株の分析【2021年7月30日現在】

配当金はいくら?配当利回り

任天堂(7974)配当金はいくら?配当利回り

配当利回りもよく、配当性向もかなり高い

株価指標 目安
配当金 2,220円(2021年3月期)
配当利回り 2.5%
配当性向 55.1%(2021年3月期は赤字)

任天堂(7974)配当金

 

  • 株価自体が高いので、単元未満株での購入がおすすめ

任天堂(7974)は、配当利回りは2.5%と良く、配当性向も55.1%とかなり高いので、おすすめの銘柄です。

ただ、株価は56,400円(2021年7月30日時点)とかなり高く、値がさ株になっています。

100株買うのに、約6百万以上の資金が必要になるので、かなりハードルが高いです。

おすすめは、1株から買えるネオモバやSBI証券などの単元未満株での購入になります。

>>>任天堂(7974):配当金

>>>ネオモバ

>>>SBI証券:単元未満株(S株)とは

 

  • 期末配当の権利確定日はチェックしておこう

任天堂(7974)の配当金は、中間配当と期末配当の2回に分かれています。

期末配当の方が大きいため、期末配当の権利がもらえる配当金権利確定日はチェックしておくようにしましょう。

>>>任天堂(7974):配当金

 

2022年3月期は、売上減少予想となり、配当予想も減っている

任天堂(7974)業績予想 任天堂(7974)業績予想2

Nintendo Switchを作るのには半導体が必要ですが、半導体は世界的に足りなくなっています。

半導体が調達できない場合は、Nintendo Switchは作れず、売上は減少してしまう可能性があります。

売上が減った場合、配当金にも影響を与えるので、予想では減額(1,430円 前期比▲790円減)しています。

>>>毎日新聞:今なぜ世界で「半導体不足」なのかのナゾを解く

 

株主優待の内容

株主優待はなし

任天堂(7974)は、残念ながら株主優待はありません

 

株価指標

PER、PBR共に少し割高。経営も安定して収益性もよし

株価指数 目安
PER 19.8倍(業界平均19.2倍)
PBR 3.6倍(業界平均1.6倍)
ROE 25.6%
自己資本比率 76.6%

PER、PBRは少し割高だが、プラス材料が出ればもっと上昇もあり得る

任天堂(7974)株価チャート

任天堂(7974)は、Nintendo Switchの人気と巣ごもり需要で期待感が増していて、PER、PBR共に少し割高になってきています。

最近の高値(2021年2月17日69,830円)を天井にしてすでに下落し始めていますが、今後さらにヒット商品を生み出せれば、押し目となって上昇トレンドがもっと続くかもしれません。

 

ROEも高く、自己資本比率も高水準。経営も安定している

任天堂(7974)のROEは、20%を超えていて、ROEの目安は10~15%なので、収益性がかなり高いです。

また、自己資本比率も70%以上ありますので、債務超過となる心配もありません。まさに優良企業といえます。

 

同業種の銘柄と比較

任天堂(7974)同業種の銘柄と比較

世界的ブランド力で海外の投資家の目にもとまる

任天堂(7974)株主割合 任天堂(7974)売上地域割合

任天堂(7974)は、スーパーマリオやポケモンなど、世界的に通用するブランド力があるので、海外でもとても人気があり、世界中の投資家の目に留まっています。

株主のうち半分以上(52.86%)が外国人投資家で、日本株の中でも買い手の母数が多い銘柄となります。

その分期待感が高まれば需要が増えて、株価も上昇していきます。

>>>任天堂(7974):株式の状況

 

自己資本比率とROEは、ゲーム業界トップ

任天堂(7974)は、ゲーム業界の中でもずば抜けてROEが高い企業です。

また、自己資本比率も業界トップとなっており、安定経営で収益性も業界トップということになります。

以下、主な同業種のROEと自己資本比率の比較です。

銘柄名 ROE 自己資本比率
任天堂(7974) 25.6% 76.6%
スクウェア・エニックス(9684) 11.1% 72.1%
セガサミーHD(6460) 0.4% 69%
バンダイナムコHD(7832) 9.6% 69.7%
コナミHD(9766) 10.8% 61.1%

>>>任天堂(7974):2021年3月期決算短信

>>>スクウェア・エニックス(9684):2021年3月期決算短信

>>>セガサミーHD(6460):2021年3月期決算短信

>>>バンダイナムコHD(7832):2021年3月期決算短信

>>>コナミHD(9766):2021年3月期決算短信

 

配当利回りが良いのは任天堂(7974)、買いやすいのはスクウェア・エニックス(9684)

以下、大人気ゲーム機(プレイステーション)を販売しているソニー(6758)、ドラクエなどの大作ゲームを多く打ち出しているスクウェア・エニックス(9684)との比較になります。

任天堂(7974)は配当利回りが一番良いですが、株価も一番高いので買いにくいですね。

一方、スクウェア・エニックス(9684)は、株価が安いので買いやすくなっています。

また、ソニー(6758)については自己資本比率がかなり低く、負債を多く抱えていることになるので、マイナス材料となります。

株価指標 任天堂(7974) ソニー(6758) スクウェア・エニックス(9684)
株価(2021年7月30日時点) 56,400円 11,375円 5,670円
PER 19.8倍 21.4倍 28.2倍
PBR 3.6倍 2.5倍 2.8倍
ROE 25.6% 21.0% 11.1%
自己資本比率 76.6% 21.2% 72.1%
総資産 2,446,918百万円 26,354,840百万円 336,144百万円
配当利回り 2.5% 1.1%
配当性向 55.1% 5.8% 34.6%

>>>任天堂(7974):2021年3月期決算短信

>>>ソニー(6758):2021年3月期決算短信

>>>スクウェア・エニックス(9684):2021年3月期決算短信

 

任天堂(7974)株のまわりの予想

買い予想の声

任天堂(7974)周りの予想

買い時は今ではないかと考えている人の声

任天堂(7974)の株を以前持っていて買いなおしたいと検討している人もいます。

70,000円を越えられずに下げてきている状況なので、今後も上がってくると考えると押し目になる可能性もあります。

 

任天堂(7974)は高くて買えないと考えている人の声

任天堂(7974)はやはり高くて手が出せない人もいます。

ほかの銘柄を探すか、単元未満株で購入するか、検討している人も多そうです。

 

売り予想の声

塩漬け覚悟で持ち続ける人の声

高値掴みしてしまった人もいます。塩漬け覚悟で持っている人が諦めて売ってきた場合下落につながる可能性もあります。

任天堂(7974)は株価の変動が大きいので、塩漬けに耐えるのもかなりきついはずです。

 

下落しているので、売るか検討している人の声

任天堂(7974)の株価が下落し始めているので、決算や市場評価から売りを検討する人もいます。売りが売りを呼び始めている可能性もありますね。

 

任天堂(7974)の総合評価

任天堂(7974)総合評価

2017年3月期から増収増益し続けている世界的ブランド。将来性もかなり高い

  通信簿
業績
配当金目当て
優待目当て ×
割安
同業種との比較
将来性

業績について

2017年3月期から一度も減益せずに黒字決算を続けている

任天堂(7974)売上推移

任天堂(7974)は、2017年3月期から一度も減益していません

2020年3月期からは、コロナの巣ごもり需要でNintendo Switchの売り上げが上がったこともあり、業績は絶好調だといえます。

 

配当金目当ての投資

株価が高いので、単元未満株の購入がおすすめ

配当利回りは2.5%とかなり良いので、投資資金があれば買いたい銘柄ですが、株価が高いので買いづらいです。ネオモバ等の単元未満株での購入がおすすめです。

>>>任天堂(7974):配当金

>>>ネオモバ

>>>SBI証券:単元未満株(S株)とは

 

優待目当ての投資

任天堂(7974)は株主優待はなし

任天堂(7974)は、残念ながら株主優待はありません

 

割安かどうか

  • PER、PBR共に少し高め。

任天堂(7974)は、業界平均と比較しても、PER、PBRともに少し割高です。一旦下落し始めているので、下落が収まれば割安になっているかもしれません。

また、業種別のPER、PBRの統計は、JPX日本取引所グループのサイトから確認することができます。

>>>JPX日本取引所グループ:その他統計資料

 

同業種との比較

ゲーム業界のなかでもトップの優良企業

任天堂(7974)は、ROEも高く、自己資本比率も高い優良企業です。

同業種のなかでもずば抜けているので、ゲーム業界の株を買うならおすすめの銘柄です。

 

将来性はあるか

将来性も大いにあり

任天堂(7974)は、世界的ブランド力もあり、安定経営を行えている優良企業なので、将来もかなり期待が持てます。

コロナの巣ごもり需要など、社会情勢も追い風になっているので、安定して利益を上げ続けることができる企業だといえます。

 

買いを検討してる人へアドバイス

任天堂(7974)買いを検討している人へのアドバイス

2021年10月8日以降、株価が50,000円を割っていなければ買ってみよう

任天堂(7974)は、新たなソフトやゲーム機がヒットしたら株価が上昇しやすいです。

株価は下落し始めていますが、50,000円を割らずに、Nintendo Switch(有機ELモデル)の発売日(2021年10月8日)を迎えたら、また上昇し始める可能性が高いです。

2021年10月8日以降、50,000円を割らずに、持ち直していたら、買ってみましょう

 

まとめ

  • 任天堂(7974)の株価予想は、上場以来の高値にいるので、一旦売られる
  • 任天堂(7974)株の買い時は、ソフトやゲーム機がヒットしたタイミングで、下落トレンドではない時
  • 任天堂(7974)の株の分析は、優良企業で、配当利回りも良いが、株価が高くて買いづらい
  • 同業種の銘柄の中でも、収益性がずば抜けていて、安定経営している大企業である
  • まわりの予想は、それぞれの思惑が入り乱れているので、上昇トレンドが一旦横ばいになりつつある
  • 総合評価は、世界にシェアを広げている大企業なので、今後も将来性があり、期待できる
  • 買いを検討している人へのアドバイスは、2021年10月8日以降、株価が50,000円を割っていなければ買ってみよう