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じげん(3679)の株価は今後どうなるの?

フリーランスやヘルスケア関連のM&Aが成功したら買い時だよ!

株レンジャー
株レンジャー
  • じげん(3679)の株価予想
  • じげん(3679)株の買い時
  • じげん(3679)の株の分析
  • 同業種の銘柄と比較
  • まわりの予想
  • 総合評価
  • 買いを検討してる人へアドバイス

をまとめました。  

 

じげん(3679)の株価予想!今後どうなるか?

じげん(3679)株の買い時

株価はコロナショックを底にして、ゆるやかに回復し続けている

じげん(3679)株価チャート

じげん(3679)の株価は、コロナショック前には約550円前後で推移していましたが、コロナショックで大幅下落し、その後以下のように推移しています。

  • 2020年3月23日 222円 コロナショック
  • 2021年7月5日 488円 ゆるやかに回復。直近の最高値

コロナショック後はゆるやかに回復し、下落してもあまり下げずに上昇し続けているので、好調といえます。

まだ完全にコロナショック前まで戻っていませんが、もう間もなく戻りそうなペースで上昇し続けています。

 

赤字決算でも、株価は大幅下落していない

じげん(3679)利益推移 じげん(3679)M&A失敗 じげん(3679)M&A失敗2

じげん(3679)は2011年3月期から増益を続けていましたが、2020年3月期から売上が横ばいとなり、2021年3月期には1,958百万円の赤字となっています。

赤字の理由は、コロナの影響で子会社の資産価値が減ったと判断し、資産価値のうち▲3,511百万円を切り捨てたからです。

簡単に言えば子会社を高値で買いすぎていたということになりますが、今回はコロナの影響ですので、予想することは難しかったといえそうです。

ただ、この損失は2021年3月期だけなので、2022年3月期からは黒字に戻ると思われます。

赤字決算となっても、株価は大きく下落せずに、回復しつつある状態は、期待感で買っている人がいるということになります。

>>>じげん(3679):2021年3月期 第4四半期決算説明

>>>じげん(3679):2021年3月期 決算短信

 

じげん(3679)のビジネスモデルは、M&A(企業の買収)で獲得した企業を成長させること。

じげん(3679)M&A実績

じげん(3679)のビジネスモデルは、M&A(企業の買収)で他社の株式を取得し、事業を成長させることです。

一括検索サイトとの掛け合わせで利益を上げられそうな企業を狙ってM&Aすることで相乗効果による成長戦略を立てています。

実績も多く、これまで19社とM&Aしています。

 

じげん(3679)株の買い時

じげん(3679)株価予想!今後どうなる?

フリーランスやヘルスケアなどの分野でM&Aが成功したら買い時

じげん(3679)投資戦略

じげん(3679)は、フリーランスやヘルスケア、不動産投資などの分野でM&Aを進めたいと考えていて、M&Aが成功したタイミングが買い時です。

理由は、以下の2つです。

  • フリーランスやヘルスケア⇒コロナなどの社会情勢ともマッチした分野で、今後も成長する可能性が高い
  • 不動産投資⇒高収入な分野

また、転職アルバイトなどの、既存のコンテンツとの相乗効果も期待できます。

>>>じげん(3679):2021年3月期 第4四半期決算説明

 

人と、生活に関わる事業はコロナの影響を大きく受けている

じげん(3679)足元の事業概況 じげん(3679)売上実績

じげん(3679)の、事業の中で、人と生活に関わる事業は、コロナの影響を受けて、減収しています。

人に関わる分野では、転職アルバイトの求職者は増えていますが、採用ニーズが少なく、マッチングせずに減収しています。

旅行の分野では、海外渡航の需要が減っていて、影響を受けています。

少し回復傾向にあるようですが、まだまだコロナの影響は続くかもしれません。

一方、不動産の分野は巣ごもり需要で、住宅リフォーム関係が順調で、前年同期比でプラスに転じています。

>>>じげん(3679):2021年3月期 第4四半期決算説明

 

じげん(3679)の株の分析【2021年7月21日現在】

配当金はいくら?配当利回り

じげん(3679)配当金はいくら?配当利回り

  • 配当利回りは高くないが、赤字でも配当をしている
株価指標 目安
配当金 3.5円(2021年3月期)
配当利回り 0.8%
配当性向 -%(2021年3月期は赤字)

じげん(3679)配当金

 

  • 配当性向の目安は12~20%

じげん(3679)配当性向

じげん(3679)は、配当性向の目安を12~20%としています。

2022年3月期から黒字転換した際には、業績が良ければ3.5円から増額もあり得ます。

>>>じげん(3679):2021年3月期 決算説明資料

 

  • 赤字なのに、配当金を出している

じげん(3679)利益剰余金

じげん(3679)は、2021年3月期は赤字となっていますが、赤字でも配当金は出しています。

企業の内部留保(利益剰余金)を削って配当していることになるので、経営にとっては悪影響です。

以下、利益剰余金の推移です。

  • 2020年3月期⇒11,578百万円
  • 2021年3月期⇒9,281百万円(前期比:▲2,297百万円)

投資家としてはうれしいですが、長期的に見た場合、業績が落ちて株価が下がってしまっては意味がありません。

じげん(3679)の株を買うなら、内部留保(利益剰余金の推移)も意識してみるようにしましょう。

>>>じげん(3679):2021年3月期 決算短信

 

株主優待の内容

株主優待はなし

じげん(3679)は、残念ながら株主優待はありません

 

株価指標

PER、ROEは赤字で算出不可。PBRは業種平均と比較すると少し割高

株価指数 目安
PER -倍
PBR 3.7倍
ROE -%
自己資本比率 64.6%
  • PBRは少し割高で、赤字でも期待感はある

じげん(3679)は2021年3月期は赤字決算なので、PERとROEは算出できません。

PBRについては3.7倍となっていて、業界平均が2.7倍なので、若干割高になっています。

買い予想の声も多めなので、まだ期待感はあるということですね。

チャート上も、コロナショックで一度底を打っているので、プラス材料が出始めたら、買い始めてよさそうです。

また、業種別のPER、PBRの統計は、JPX日本取引所グループのサイトから確認することができます。

>>>JPX日本取引所グループ:その他統計資料

 

同業種の銘柄と比較

じげん(3679)同業種との比較

じげん(3679)の強みは相乗効果を生みやすい多種多様なコンテンツ

じげん(3679)投資戦略

じげん(3679)の強みは、多種多様なコンテンツの一括検索、一括見積比較などのサイトを持っていることです。

転職アルバイト、引っ越し、リフォーム、留学、結婚、旅行など数多くのコンテンツを持っています。

生活のあらゆる場面で活用できるので、M&Aで新たな事業を展開する場合でも、うまく掛け合わせやすくなっています。

以下、同業種との比較です。

  • クックパッド(2193)⇒料理レシピに特化。投稿検索サービス
  • リブセンス(6054)⇒転職会議、転職ナビ、マッハバイト等求人に特化。一部不動産情報サイトも運営

じげん(3679)のような多種多様なコンテンツはないので、経営戦略の選択肢は狭まることになります。

>>>クックパッド(2193)

>>>リブセンス(6054)

 

じげん(3679)とリブセンス(6054)は赤字転落。

じげん(3679)同業種売上推移

じげん(3679)とリブセンス(6054)はコロナ禍で労働者の採用ニーズが減少した影響を受けて、求人系サイトが落ち込み、赤字となっています。

一方、クックパッド(2193)はなんとか利益を確保しています。

以下、3社の売上と純利益の比較です。

収益比較 売上 純利益
じげん(3679) 12,564百万円 ▲1,964百万円
クックパッド(2193) 11,096百万円 406百万円
リブセンス(6054) 4,079百万円 ▲1,090百万円

じげん(3679)の場合は、2021年3月期に減損損失(コロナ影響で失敗したM&A企業の損失)で▲3,511百万円の費用が出ている影響もあります。

この損失は2021年3月期だけで、2022年3月期には発生しませんので、2022年3月期には黒字転換の可能性が高いです。

>>>じげん(3679):2021年3月期 決算短信

>>>クックパッド(2193):2020年12月期決算短信

>>>リブセンス(6054):2020年12月期決算短信

 

配当金がもらえるのはじげん(3679)だけ

同業種3社の中でも、配当金が出るのはじげん(3679)だけになります。

じげん(3679)も2019年3月期から配当を始めています。

ベンチャー企業は、設備投資や人材育成のため、内部留保を蓄えたいと考え、配当を見送る企業がほとんです。

じげんへの投資判断は、今後の成長に期待して、株価が安い同業種を買っておくか、株主還元もしているじげん(3679)に投資していくか、を考えることになります。

以下、3社の比較になります。

株価指標 じげん(3679) クックパッド(2193) リブセンス(6054)
株価(2021年7月21日時点) 442円 244円 218円
PER 64.72倍
PBR 3.7倍 1.1倍 1.8倍
ROE 1.7%
自己資本比率 64.6% 88.8% 87.3%
総資産 20,101百万円 26,664百万円 4,216百万円
配当利回り 0.8% 0% 0%
配当性向 0% 0%

>>>じげん(3679):2021年3月期 決算短信

>>>クックパッド(2193):2020年12月期 決算短信

>>>リブセンス(6054):2020年12月期 決算短信

 

じげん(3679)株のまわりの予想

買い予想の声

じげん(3679)周りの予想

  • 期待しているが株価は上がらないと嘆く声

じげん(3679)の業績や企業価値に期待している人もいます。

現時点で株価が低くとも、期待感が高まれば、これから上昇していく可能性は大きいといえます。

 

個人的に銘柄分析し、好評価している人の声

ベンチャー企業の注目株なので、銘柄分析している人も多くいます。

全体的に好評価なので、評価な声が高まれば注目され、期待感が出てきます

 

売り予想の声

高値掴みしてしまった人の声

高値掴みしてしまい、株価が下がって含み損を抱えている人もいます。今後なかなか上昇しないとなれば諦めて売ってくる可能性もあります。

 

じげん(3679)の総合評価

じげん(3679)総合評価

2021年3月期は赤字だが、一時的なもの。強みはあるので将来性も高い

  通信簿
業績
配当金目当て
優待目当て ×
割安
同業種との比較
将来性

業績について

コロナでM&Aが失敗しているが、一時的なので立ち直りも早そう

じげん(3679)M&A失敗 じげん(3679)M&A失敗2

じげん(3679)は2021年3月期赤字決算となっています。

赤字の主な原因は、コロナの影響で子会社の資産価値が下がり、下がった分を切り捨てたことです。

2022年3月期以降発生する損失ではないので、黒字転換の可能性が大きいです。

 

配当金目当ての投資

  • 配当利回りは0.8%なので、それほど高くない

配当金は出ていますが、0.8%の利回りなので、それほど高くありません

ただ、他の銘柄でも配当金は出ていませんので、ベンチャー企業に投資しつつ、配当も受け取りたいのであれば、検討してもよさそうですね。

 

優待目当ての投資

じげん(3679)は株主優待はなし

じげん(3679)は、残念ながら株主優待はありません

 

割安かどうか

若干割高だが、ベンチャー企業なので期待感でもっと買われるかも

じげん(3679)はPBR3.7%で、同業種平均は2.7%なので、若干割高です。

ベンチャー企業なので、割高でも今後期待感が高まれば、さらに株価が上昇することは十分あり得ます

また、業種別のPER、PBRの統計は、JPX日本取引所グループのサイトから確認することができます。

>>>JPX日本取引所グループ:その他統計資料

 

同業種との比較

業界全体が落ち込んでいるが、M&A戦略が成功すれば立ち直りは早そう

同業種の企業の業績は、全体的にコロナの影響で落ち込んでいます。

じげん(3679)も影響を受けていますが、今後のM&A戦略が成功すれば、他社よりも早く業績回復となる可能性があります。

 

将来性はあるか

将来性は十分ある

じげん(3679)はコロナの影響で赤字となっていますが、今後のM&A戦略がうまくいけば、増益に持っていくことができそうです。

M&Aの経験も豊富で、既存の事業との掛け合わせで業績を上げることができるので、大きく成長する銘柄になり得ます。

 

買いを検討してる人へアドバイス

じげん(3679)買いを検討している人へアドバイス

フリーランスやヘルスケアといった分野のM&Aが出始めたら、買ってみよう

じげん(3679)は、成長戦略の一つとして、フリーランスやヘルスケアの事業をM&Aで取得しようと考えています。

フリーランスやヘルスケアは、コロナや転職解禁などの社会情勢で見ても強い分野となるので、M&Aが成功し始めたら期待感で買われていきます

企業のホームページや、M&Aニュースをこまめにチェックするようにしましょう。

 

まとめ

  • じげん(3679)の株価予想は、赤字決算でも株価はゆるやかに上昇傾向。期待感で横ばいを保っている。
  • じげん(3679)株の買い時は、フリーランスやヘルスケアのM&Aが成功したら買い時
  • じげん(3679)の株の分析は、赤字でも配当を出していて、株価は期待感で少し割高
  • 同業種の銘柄には無い、幅広い事業があり、M&Aの相乗効果が期待できる
  • まわりの予想は、買いの予想が多く、企業の業績を期待している声が多い
  • 総合評価は、強みがあるベンチャー企業なので、2021年3月期は赤字でも立ち直りも早そう
  • 買いを検討している人へのアドバイスは、フリーランスやヘルスケアのM&Aが成功したら買っていこう。M&Aニュースをこまめにチェックしよう