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アルチザネットワークス(6778)ってどんな銘柄なの?

通信インフラに使用する計測器やマネジメントシステムの提供を行っているIT企業だ!5G銘柄の一つとしても注目の企業だぞ!

株レンジャー
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  • アルチザネットワークス(6778)の株価予想
  • アルチザネットワークス(6778)株の買い時
  • アルチザネットワークス(6778)の株の分析
  • 同業種の銘柄と比較
  • まわりの予想
  • 総合評価
  • 買いを検討してる人へアドバイス

をまとめました。

 

アルチザネットワークス(6778)の株価予想!今後どうなるか?

当面の株価はヨコヨコが続く

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アルチザネットワークス(6778)は通信インフラ用の測定器などを開発しているIT企業です。

Moving 5G forwardをスローガンとして掲げ、5Gを戦略の要に掲げている挑戦的な社風です。 一方、株価は2020年6月に1,500円を超えてからは、1,500~2,000円台をいったりきたりしている状態です。5Gによる業績拡大を期待しているホルダーが多いことから、当面は株価はヨコヨコの展開が続くものと思われます。。

 

  • 5Gの開発投資が続く

5G向けのサービスとしては、ネットワークテストを行うためのテレコムテストセンター設立を行っています。5Gだけでなく、2030年代に到来する6G時代の基地局開発のワンストップサービスとしての役割も見据えています。

研究開発費が増加したため、2020年7月期通期決算においては約6,200万円の営業損失が生まれています。

 

  • 徐々に業績拡大の兆しあり

研究開発費も膨らんでいる一方で、5G向け製品の開発や受託による業績拡大も進んでいます。5G向けネットワーク負荷装置「DuoSIM-5G」の開発やテストサービスの受託により、モバイルネットワークソリューション事業の売上高は上昇しています。

2020年7月期通期決算は売上高約27億円と前期比27.7パーセント増、営業利益は約5億円と前期比で334.7パーセント増と大きな成長を遂げています。

 

アルチザネットワークス(6778)株の買い時

  • 1,500円台で仕込んでいきたい

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業績の拡大期待に伴い、2020年11月時点では暴落要素は見受けられません。1,500~2,000円のレンジが続くことを仮定し、1,500円台を積極的に狙っていけばリスクは低いと思われます。

2020年12月3日には2021年7月期第1四半期決算が控えているため、リスクヘッジしておきたい方は、決算の数値を見極めてからでも良いでしょう。

 

アルチザネットワークス(6778)の株の分析【2021年11月6日現在】

  • 同業他社とは、指数は横一線

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株価指標

株価 目安
時価総額 161億2200万円
PER 37.03
PBR 3.43

・時価総額は約160億円と上昇余地があります。5G関連の通信メーカーは時価総額100億台が多いため、今後どこが抜け出してくるかに注目が集まります。

・PER、PBRは一見割高ですが、5G関係のテーマ株であるため、業績の将来性を見越して買っているホルダーが多い印象を受けます。

 

同業種の銘柄と比較

  • santec(6777)がライバル

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同じ通信機器製品メーカーで、5G戦略を手掛けているsantec(6777)が同業他社に挙げられます。santec(6777)は光通信用部品の提供などを行っております。

リモートワークの普及に伴い、通信料の増加が確実視されています。 それに伴い、santec(6777)の光製品需要は増加することが予想されます。

アルチザネットワークス(6778)が5G戦略を中長期計画の要としているのに対し、santec(6777)はあくまで既存事業の従属的な要素としている点が特徴です。

 

アルチザネットワークス(6778)株のまわりの予想

  • 携帯各社の5G注力に伴う関連銘柄として期待大

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買い予想の声

 

携帯会社の5Gへの投資に伴い、業績の拡大が期待されています。

 

 

まだまだ株価は安値圏にあるという見方をされている方も多いです。

 

  • 5Gの成長不安から買いに躊躇する声あり

売り予想の声

 

韓国では5Gの解約が増えているようです。まだエリアが限定されており、思ったほどの高速感が無いことが要因とされています。5G関連銘柄がまだ伸び切れていない一つの理由かもしれませんね。

 

アルチザネットワークス(6778)の総合評価

5G関連製品の売上アップに期待がかかる

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  通信簿
業績
割安
同業種との比較
将来性

業績について

  • 2020年7月期通期決算では売上高前期比22.9パーセント増、営業利益は489.6パーセント増

【2020年7月期通期決算】

・売上高約32億円 前期比22.9パーセント増

・営業利益約4.3億円 前期比489.6パーセント増

 

と大きな増収を果たしています。

国内の通信事業者及び基地局メーカーに5G関連製品の販売をしたことが売上高増の要因とされています。 また、LTE-Advanced及びLTE-Advanced Pro向けの研究開発費及び販売管理費が減少したことが営業利益増加の要因です。

利益面に目がいきがちですが、さらに業績拡大をするためには5G関連商品の売上アップが急務です。

 

割安かどうか

  • 割高でも割安でもない

5G関連銘柄同士で比較すると、指数面では特に割高でも割安でもないといった印象を受けます。 指数が割高になる前に仕込んでおくという意識が重要となるでしょう。

 

同業種との比較

  • 携帯各社からのテストサービス受託推進が強み

アルチザネットワークス(6778)は携帯各社からのテストサービス受託を積極的に展開しています。携帯各社とのパイプは、5G関連の業績拡大には欠かせません。

また、6Gを見据えての研究活動も同業他社との比較において見逃せない要素です。好材料IRに期待したいところです。

 

将来性はあるか

  • 国内外に多くのビジネスチャンスあり

欧州、中国などにおける、5GやLTE製品の販売戦略に関しては要注目です。コロナ禍ではありますが、販売活動が加速するものと思われます。

研究開発の先行投資もかさんでくることが予想されるため、販管費にも気を配っておく必要はあります。

 

買いを検討してる人へアドバイス

株価1,500円~2,000円のレンジで売り買いを繰り返す

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2020年11月時点では株価はヨコヨコの展開が続いています。1,500円台の安い値段で買い増しをして、2,000円近くで利確を繰り返すことで、調整状態でも利益を出しやすいと思われます。

 

まとめ

  • アルチザネットワークス(6778)は通信インフラ用の測定器などを手掛ける通信機器メーカー
  • 株価は1,500~2,000円台のレンジで膠着状態
  • 2020年7月期通期決算では、営業利益が前期比334.7パーセント増と大きな成長
  • 6Gも見据えた研究開発に積極的