コメダホールディングス(3543)の株価は今後どうなるか
「コロナによる影響はあったけれど、回復してきているよ!」
株レンジャー
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  • コメダホールディングス(3543)の株価予想
  • コメダホールディングス(3543)株の買い時
  • コメダホールディングス(3543)の株の分析
  • 同業種の銘柄と比較
  • まわりの予想
  • 総合評価
  • 買いを検討している人へアドバイス

をまとめました。

 

 

コメダホールディングス(3543)の株価予想!今後どうなるか?

  • 大幅な下落はなさそう
コロナウィルスの感染拡大によるロックダウンで、飲食業界は軒並み減益となりました。
 
また、2020年3月には大幅な株価下落がありましたが、2020年12月現在市場は落ち着いています。
 
その中でも2019年の860店舗から、2020年8月時点では881店舗と順調に店舗数を増やし、テイクアウトも好調であることから、コロナウイルスによる影響も限定的と思われます。
 
  • 海外進出にも期待
  • 2019年に三菱商事と業務提携を発表
  • 台湾にコメダ珈琲第1号店をオープンする
など、積極的に海外進出も行う姿勢を出しており、コロナウィルスが落ち着けば今後の業績に期待出来ます。
 

コメダホールディングス(3543)株の買い時

  • 1900円を割っている今はお買い得かも
2020年のコロナウィルスの影響により、一時は1316円まで下落しましたが、その後は安定し、2020年12月現在は1800円台~1900円台で推移しています。
 
上場してからの推移を見ても、現在の株価が割高である印象はそれほど受けません。 また、コロナウィルス流行の中でも店舗数は増加しており、今後の収益回復も期待できる可能性が大きいと言えます。
 
  • 長期保有目的なら早めに
2020年4月に、300株以上を3年以上継続保有する株主に対し、通常の株主優待に加え、1000円上乗せすることを発表しました。
 
コメダ珈琲をよく利用するのであれば、長期保有の特典を受けるためにも、今買ってもいいかもしれません。

コメダホールディングス (3543)の株の分析【2020年12月9日現在】

配当金はいくら?配当利回り

  • 上場来初の減配
株価指標 目安
配当金 25円
配当利回り 2.37
配当性向 43.5
2020年10月の決算発表にて、配当を25円から18円へ減配することを発表しました。
 
しかし、配当性向は40%台を維持しているので、無理のない範囲で配当を行うという企業方針だと思われます。
 

株主優待の内容

保有株数 株式優待の内容
100株 2000円
300株 3年以上保有で更に1000円追加される
   
  • 長期保有者にはお得に
300株以上で3年以上の長期保有者には優待拡充あり。
 
更に、定期株主総会招集の通知書に同封されている議決権行使書で議決行使をすると、500円が追加で上乗せされる、隠れ優待的なものもあります。
 
 
  • カードは捨てない
初めて株主優待を受け取る際は、コメダホールディングスから電子マネーカードKOMECAが送られてきます。それ以降は、株主優待の度にそのKOMECAに自動でチャージされるので、なくさないようにしましょう!!

株価指標

  • 振れ幅はあるものの堅調に推移
株価指数 目安
PER 23.9
PBR 2.53
ROE 17.2%
自己資本比率 31.0%
  • PERは高め
15倍程度が平均とされているPERは、23.5と割高な印象を受けます。
 
でも、業績も一時的に悪化したとは言え、比較的安定しており、更に2020年12月現在の株価を見ても割高とは言えません。
 
 
  • ROEは安定
10%が目安であるROEは17.2%と安定しています。 サービス業全体のROE平均は14%ですが、こちらもクリアしています。
 
  • 自己資本比率は低下
2018年、2019年と理想とされる40%を超えていましたが、2020年は33.7%となりました。 しかし、低下しているとは言え普通企業の目安である20~39%の中には収まっていますので、倒産の危険性はなさそうです。

同業種の銘柄と比較

  • カフェ業界では1人勝ち
ドトールとの業績を比較すると、
  • コメダホールディングスは2020年4月:53.1%→2020年10月:101.6%
  • ドトールコーヒーは2020年4月:35.9%→2020年10月:79.6%
 
で、どちらも回復は見られますが、コメダホールディングスは回復し、更に業績を伸ばしていることが分かります。
 

コメダホールディングス(3543)株のまわりの予想

買い予想の声

  • 優待目当てで買いたいという声は結構見受けられる
このように、コロナショックによる3月の下落で買った人が多く、もう少し株価が下がればまた買い増そうと考えていることもうかがえます。

売り予想の声

  • 見受けられず
優待目当てなどで買い予想の声は見つかりますが、売り予想の声は見つかりませんでした。
 
しかし、コロナウィルス流行の影響で、ロックダウンなどが起これば、業績は一気に悪化する可能性を秘めています。
 
感染者数が今後更に増えてきた場合は、一旦売って利益確定をしていても良いかもしれません。

コメダホールディングス(3543)の総合評価

  • 業績回復も早い優良銘柄
コロナウィルスによる影響はありましたが、テイクアウトが好調だったり、業績回復も他と比べて早かったりと、優秀な成績です。
  通信簿
業績
配当金目当て
優待目当て
割安
同業種との比較
将来性

業績について

  • 上場来初の減益
コロナウイルスの感染拡大により、営業時間の短縮、臨時休業などの影響を受け、営業利益は前年同期比38.9%減と、上場以来初の減益となりました。
 
  • テイクアウトは好評
減益とはなりましたが、一部商品は持ち帰りが出来るため、「#おうちコメダ」がSNS上で見られるなど、コロナウイルスによるストレスの息抜きに一役買っています。
  • 他のカフェ店より回復が早い
カフェチェーン店の多くが苦戦する中、業績回復が早く、海外進出もするなど将来性は高そうです。
 

配当金目当ての投資

  • お小遣いとしてはOK
低くはありませんが、高くもない。そんな状態です。 少し多めのお小遣いになるな…くらいの感覚が丁度いいかもしれません。
 
 

優待目当ての投資

  • 優待は魅力的
年に2回1000円が入ってくるのは、株主優待としては魅力的です。 KOMECAで払えば、ポイントも貯まるので、ダブルでお得ですね。
 
  • 隠れ優待を見逃すな
コメダホールディングスのHPにしっかり書いてあるので、隠れ優待という程でもないかもしれませんが、議決行使特典の500円も忘れずに受け取りましょう!!
 

割安かどうか

  • 妥当な株価
2019年まではやや割高感がありましたが、コロナウィルスによる市場の下落とともに、コメダホールディングスの株価も下落しました。 現在は高くもなく、安くもない妥当な株価という印象です。
 
  • 証券アナリストによっては割安との声も
目標株価が2000円前後なので、証券アナリストによっては割安と評価している人もいます。
 

同業種との比較

  • カフェ業界では1人勝ち
カフェチェーンであるドトールやサンマルクが軒並み大幅減益となる中、コメダ珈琲は業績を徐々に取り戻しつつあります。
 
  • 立地や席のゆとりも味方に
スターバックスやドトールなどは、駅近郊に多く、更に客席確保のために、席と席の間が狭いため、感染リスクを考えて控える人が多いです。
 
 
しかし、コメダ珈琲はもともと郊外に多く、居心地の良さを追求して席がゆったりしています。
 
感染のリスクを心配している人でも、自家用車で行けて、ソーシャルディスタンスが保てる安心感がありますね。
 
そのため、コロナを気にする人も行きやすい環境が整っています。
 

将来性はあるか

  • 海外進出も積極的
中国・台湾には既に進出しており、2019年の三菱商事との提携で、タイやミャンマーなど東南アジアへの進出も狙っています。
 
  • SDGsにも積極的
2020年7月には吉祥寺に大和証券とのコラボ店をオープンしました。
 
話題のSDGs:持続可能な開発目標を目指した店舗で、バイオマスストローや、廃棄予定だったカップなどの再利用、更には金融雑誌などを取りそろえるなど、環境に配慮していることもうかがえます。
 

買いを検討してる人へアドバイス

  • のんびり珈琲派は買って損なし
周りを気にせずに珈琲を飲みながら、ほっと一息つきたい方は買って損はないと思います。
 
  • 世界へ投資するつもりで買ってみても良い
海外進出やSDGSなど、地球規模の将来を一緒に良くしよう!という気持ちで投資をするのも一つの考え方かもしれません。
 

まとめ

長期保有を目指すのであれば、今買ってよし

3年以上の長期保有特典を得るために、実績積み上げという形で今買っておくのも一つの選択肢です。

議決権行使はお忘れなく!!

株主総会などは、捨ててしまうことがよくありますが、更に500円をもらうためにも、株主の権利行使を忘れずにしましょう!

業績回復も早く、将来性もあり

環境にも配慮していることから、未来のための投資とも考えることが出来ます。