エフティーグループ(2763)の株価予想は?

ストック収益の拡大継続が株価上昇のカギだね!

株レンジャー
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  • エフティーグループ(2763)の株価予想 
  • エフティーグループ(2763)株の買い時 
  • エフティーグループ(2763)株の分析  
  • 同業種の銘柄と比較  
  • まわりの予想  
  • 総合評価  
  • 買いを検討してる人へアドバイス

をまとめました。

 

エフティグループ(2763)の株価予想!今後どうなるか?

  • ストック収益拡大で、株価が上昇期待

 電話機イメージ

同社はグループ全体での収益構造改革によるストック収益拡大に向けて

  • ストックサービスの企画、開発、提供

をしており安定した収益をあげている。

「ストックビジネスとは?」

顧客と継続的な契約を続ける事で継続的な利益を得るビジネスモデル。

  • ネットワークインフラによる毎月の利用料金や定額課金
  • 法人ソリューション
  • 中小企業、個人事業主向けのセキュリティ商品、OA機器販売、 蓄電池の販売

などが主な収益です。

 

  • ストック収益の拡大による売り上げが年々拡大
  • 2018年度101億円であったストックによる売り上げが

2020年度には191億円と2年で約2倍になっており、2021年度も14.5%増の220億円になる計画をしています。

 

  • コロナ化でも利益増

同社は電力小売りの契約数が伸びて好調であり、21年3月営業利益は62億円から21年3月は67億円の利益予想を出している。

コロナウィルスの影響を受けてはいるものの、他業種と比較すると堅調と言えます。

  >>>エフティーグループ2021年3月期報告書

 

エフティーグループ(2763)株の買い時

下落時に買い増しの戦略もあり

アドバイス

株価は2020年4月に一時1000円を下回る株価になったが、徐々に回復しており1350円~1450円程を推移しています。

過去の売り上げや株価などから、1400円台であればPER11%台で割安であり、配当利回りも4%台で買い時だと思います。

自社株買いを毎年のように行っていることから自社株式の買い付け終了後株価が、下落したとき1300円台で買い増しする戦略もありだと思います。   

 

エフティーグループ(2763)の株の分析【2021年1月25日現在】

 

1400円台の今はまだ割安

  株イメージ    

増収増益ではありますが僅かなので当面は1350円~1450円を推移すると思われます。

ですがPER11倍の1400円台は割安であります。

自社株買いによる株価上昇もありますので、短期でトレードされる方は自己株式取得情報は注意して見ておく必要があると思います。 

  >>>エフティーグループ自己株式取得情報

 

配当金はいくら?配当利回り4.6%

優秀な高配当株

配当は安定的 

  • コロナ化でも純利益増

コロナ化における売り上げの減少が見られていますが、純利益は昨年に対して1.2%増であり配当金を2円増配の63円になり配当利回りも4.6%と高配当株になります。

年々増配していることから、安定的なビジネスモデルで経営が成り立っていることがうかがえます。 

 

  • 自社株買いも積極的

2017年以外は毎年自社株買いを行っており取得額も増額していることから株主還元に積極的な姿勢が伺えます。

自社株を買うと、発行済み株式数が減ります。会社の利益総額が変わらなければ、1株当たり利益が増えます。1株当たりの利益が増えることを好感して株価水準が高くなることが期待されます。

2020年は440,000株を上限 取得金額8億円を上限に自社株買いしている

株価指標 目安
配当金 (63円)
配当利回り (4.6%)
配当性向 (50%)

株主優待の内容

エフティーグループに株主優待はありません。

株価指標

PER ROE は市場平均を上回る

株価指数 目安
PER (11倍)
PBR (2.26倍)
ROE (26%)
自己資本比率 (47%)

市場平均、日経平均の25倍、と比べてもまだまだ割安であり好調な業績から考えても魅力がありますが2020年後半はバリュー株よりグロース株のほうに投資家の注目が集まり投資家から放置されている可能性が高そうです。

日本企業の平均的なROEは10%なので、かなり投資効率の良い企業であると言えます。

  自己資本比率が40%を超える企業は倒産の確率が低いと言われておりビジネスモデルの安定性も高いです。

コロナ化においても増配と自社株買いを行っていることから資金に余裕があるとみられます。

 

同業種の銘柄と比較

  • ネットワークインフラでの比較

 

  • KDDI
  • NTT
  • ソフトバンク 
  • 楽天

光回線においての業種比較ではNTTやKDDI、ソフトバンク、さらには楽天などのネットワークインフラの大手企業がたくさんあります。

しかし、エフティーグループの主力は個人向けよりは企業向けであり、住み分けが出来ておりシェアの取り合いにはなりにくいと思われます。

 

  • 事務所向け機器の販売での比較
  • アスクル

事務所のOA機器の販売などにおける大手企業に、アスクルがあります。

アスクルと比較するとPER32倍PBR3倍でありエフティグループ と比べて割高ではあります。

しかし、同社は売り上げや経常利益が前期比20%以上上昇しているので投資家の買いが多く入っているので数値は高めになっています。

エフティーグループはある意味安定した事業モデルではありますが、ストックビジネス以外でどこまで収益があげる事ができるかが今後の大きな課題になりそうです。   

 

エフティーグループ(2763)株のまわりの予想

  • ストックビジネスによる安定的な配当に期待している声が多い

周りの予想

買い予想の声

    • ストックビジネスによる安定的な配当に期待している声が多い
     

安定的なビジネスモデルと高配当、さらに増配と長期保有される方の声が多いのが特徴です。

雑誌にも紹介されたようで、個人投資家の買いが今後増えていく事にも期待できます。

 

売り予想の声

電力卸値の高騰で業績に影響が出る可能性も

電力卸値の高騰が原因で「エフエネ電気」の収益を不安視する声もあります。    

 

エフティグループ(2763)の総合評価

安定性や増配は期待できるが今後の事業拡大できるかどうかが要

   

  通信簿
業績 (〇)
配当金目当て (◎)
優待目当て (×)
割安 (◎)
同業種との比較 (〇)
将来性 (△)

企業として成熟期に入ってきていると言えるので、衰退期に入るまでに新しいビジネスモデルがないと配当金の減配や株価低下の危険もあるかと思います。

 

業績について

  • 売上高は下がっているが利益増

2021年3月期の営業利益は420億円で前年比-+8.5%です。

しかし、ストックサービスの売り上げ割合がまで30%から51%上昇しており純利益は微増となっている 

>>>エフティーグループ2021年3月期報告書

 

配当金目当ての投資

  • 年々増配

年々増配しているので高配当株投資に向いているので現在の価格では利回りは4%ですが、増配により5%を超えてくることも考えられます。

キャピタルゲインを狙うのではなく、長い目で長期保有すると旨味が出てくると思います。

直近では問題ないですが、配当性向が50%を超え60%、70%台に今後なると純利益が減った場合減配のリスクもあるかもしれません。    

 

優待目当ての投資

株主優待は今のところありません

割安かどうか

  • まだまだ割安

PER11%台は平均的な企業と比べてもまだまだ割安である。市場全体が上昇相場のこの時期はグロース株が注目されますが、加熱気味なので今後バリュー株のエフティーグループ(2763)が注目されてくるかもしれません。   

同業種との比較

    • 同業種と比べても財務状況は優秀

事業所向けの機器販売などはアスクルなどのほうが利益を上げていますがエフティーグループはインターネットインフラ等のストックビジネスなどにより高い自己資本利益率が魅力です 

  • アスクル      株価3695円 PER31.4 PBR3.42 自己資本比率30.1 ROE11.2 
  • エフティーグループ 株価1403円 PER11.3 PBR2.68 自己資本比率47.1 ROE26.3  

 

将来性はあるか

  • 今後新たなビジネスが出来るかがポイント

新たなストックサービスとしてウィルス除去もできる空気清浄機の販売等も行っていく予定です。

しかし、大幅な事業拡大になるような材料はなく安定志向の企業経営にシフトしています。

 

買いを検討してる人へアドバイス

長期投資に期待

  株買い   

株自体の大幅な値上がりはあまり期待できないですが配当金目当てに購入されるにはいいかと思います。

株価もここ数年は比較的安定していると言え2018年~2020年で値幅も1300~1500の相場です。

今後も増配をする可能性も高いので1300円台で購入することができれば、配当金で20年で元本と同じ額になります。

値下がりのリスクも絶対ないとは言えませんが比較的安心して保有できると思います。 

 

まとめ

  • エフティーグループ(2763)の株価予想として、2021年は1500円台になる可能性はあるので1350~1400円台の今が買い時   
  • ストックビジネスの拡大による安定した業績    
  • 配当性向が高く今後も増配の余地がある   
  • 日本の指数と比較してもまだまだ割安